投稿日時 2019-11-26 19:27:19 投稿者 nayuta このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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「小説家になろう」サイト 有坂総一郎氏作「この身は露と消えても……避け難き大東亜決戦」内のドイツ襲撃艦コンペ 通称「このはと」ドイツ襲撃艦コンペ 応募作 画像 航空巡洋戦艦 通商破壊戦用の水上艦ってWWⅡでは役立たずですよね。 まあ、史実を知っている後知恵ですが。 WWⅠではエムデンやルックネル船長のゼーアドラーが活躍していますが、あれは時代が違う。 エムデンは英国軍艦が少なかった太平洋が主戦場だったし、ゼーアドラーの獲物は帆船が多かった。 第一軍艦の大砲は船を沈めるには効率が悪い。 WWⅠでは殆どのケースで脅して自沈させています。 「停船せよ。然らずんば砲撃せん。」 これができたのは当時は殆どの船が通信機を装備していなかったためで、獲物を処理するのに時間をかけても問題がなかった。 エムデンが沈んだのも、陸上基地を襲撃して居場所を通信されたのが原因です。 WWⅡではグラーフ・シュペーは張り切って通商破壊しましたけど、あっという間に捕捉されて追い詰められましたし。 シャルンホルストとグナイゼナウのコンビもUボートと比べると微々たる戦果しか挙げていません。 もっとも通商破壊の主役をUボートとして、そのフォローを行う船と規定すると話は変わります。 Uボートは初期は単艦で独航船狙い、後に護送船団方式になるとウルフパック。 Uボートの弱点は索敵能力の低さでしょう。 浮上していても水上艦の甲板にも届かないセイルや、海面高度での潜望鏡偵察しか方法はない。 それを補うための水上機搭載型はUボート艦長たちからは嫌われる。 昼間潜航、夜間浮上の潜水艦が、昼間に急速潜航も出来ない状態で長時間浮上しなければならない航空機発進作業など絶対やりたくないでしょう。 護送船団方式になってからは護衛駆逐艦や航空機が天敵になります。 食糧、水、弾薬の補給もネックになります。 それをフォローする。 航空機を大量に積んで商船や船団を索敵する。 できれば軽空母程度の搭載機でスツーカも運用できれば護衛駆逐艦の無力化も楽です。 希望を言えばアメリカのSBDドーントレスやソ連のIl2シュツルモビクのような機体があれば対潜哨戒機(多分ソードフィッシュなど)の排除も行えます。 ウルフパックの旗艦として船団を索敵、襲撃計画を指揮し、護衛艦隊に対艦戦闘を仕掛けてUボート襲撃の隙を作る。 Uボート単独の攻撃より戦いやすいはずです。 アリステア・マクリーンの処女作「女王陛下のユリシーズ号」ではUボートと水上艦(ここでは重巡)の連携で船団を壊滅に追い込んでいます。 後は潜水母艦としての補給能力があれば言うことありません。 仮に追跡艦隊に追われたとしても、Uボート、ウルフパックが傍にいればそれほど脅威ではないはずです。 Uボートがうじゃうじゃいる海域で艦隊戦をやればどうなるか。 駆逐艦といえど戦闘速力では殆ど潜水艦探知はできないはずです。 襲撃艦A 基準排水量:24,000トン 公試排水量:26,000トン 満載排水量:30,000トン 全長:230m 全幅:27m(水線) 機関:ワグナー式重油専焼高圧水管缶12基 3軸推進主機ブラウン・ボベリー式ギヤードタービン 出力:160,000馬力 最大速力:33ノット 航続距離:17ノットで10、000海里 乗員:1400名 主砲:52口径28cm砲(11インチ砲)3連装2基(前2) 高角砲:65口径10.5cm砲連装8基 対空砲:3.7cm(83口径)連装高射機関砲10基20門 魚雷:53.3cm水上魚雷発射管3連装2基6門 搭載機:攻撃機10機、偵察機10機 舷側装甲:最大120mm 甲板装甲:最大50mm(航空甲板含む) |
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