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戦艦山城改造 航空戦艦案(砲戦モード)

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投稿日時
2020-01-17 11:47:34

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nayuta

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空母として速力を上げるために、全長を伸ばしバルジを最小限にして全幅を抑えています。
機関は大和型の主機関を2/3搭載して10万馬力を確保しました。
翔鶴級や蒼龍級のように15万馬力の機関を積めば33ktぐらいは出そうですが、長期航海が前提の通商破壊艦です。
燃料や弾薬、食糧や水や補修部品、大量に必要で、船腹を機関ばかりに割くわけにはいきません。


後部に積んだ36cm砲は、砲身は山城のものをそのまま使い、長門型のバーベットに合わせた3連装砲塔に納めました。
飛行甲板を長く取るには砲塔2基が限界ですし、まともな砲戦をするには門数6門は必要です。
41cm砲艦と撃ち合うには力不足ですが、基本的にハンターチームと遭遇した場合は振り切れればいいので、巡洋艦を圧倒できる砲戦力があれば充分でしょう。


空母としての形は極端な開放型です。
設定では格納庫の側壁すらありません。
上甲板に装甲のある戦艦としての船体に支柱で構造物を作り、そこに木板を貼って飛行甲板にしています。
飛行甲板は艦載機の離発着が可能な範囲の簡素な構造で、この構造の目的は補修の容易性です。
日本から遠く離れた洋上では、多少の損傷で母港に修理に戻る事は出来ません。
しかし、飛行甲板に孔が空いたらどうしても塞ぐ必要がある。
自艦、または工作艦で飛行甲板の孔を塞げるならば、長期の戦闘行動が可能です。


飛行甲板を簡素にしたもう一つの目的は、トップヘビー対策です。
複数の艦艇からなる優速なハンターチームに捕捉された場合、主砲だけでは対応が難しくどうしても副砲が必要になります。
少ない砲で充分な射界を得るためには飛行甲板に砲塔を設けました。
バーベットがむきだしで半分船体からはみ出すという怖い構造ですので、充分な装甲が必要になります。
この部分の飛行甲板は狭くなっており、着陸時に副砲塔に激突する機は出てくるでしょう。
つまり高い位置に砲塔という重量物があります。


島型艦橋も大きなものが必要です。
外部から何の支援もない単独任務、航空戦と砲戦を両方をこなす指揮所、広いスペースが必要です。
さらに砲戦を想定する以上、ある程度の装甲も施します。
これもトップヘビーの要因です。


艦橋との重量バランスを取る意味で、煙突は反対舷に設けました。
英米空母が採用し、後に日本空母も追随したので煙突と艦橋を一体化するのが空母の主流ですが、それがベストでしょうか?
煙突からの排煙が艦後方の気流を乱し着艦の障害になるのであれば、飛行甲板から遠く高い位置から出せばいいのであって、艦橋と一体化させる必要はありません。
この案では舷側から煙突を出して斜めに真っ直ぐ高くしました。
ボイラーへの吸気口も煙突に設けてあります。


艦首はエンクローズド・バウではなく、飛行甲板と舳先を航海艦橋で繋げただけです。
島型艦橋をなるべく小さくするべく、航海に関する機能をこちらに分離しました。
戦闘時の操艦は島型艦橋で行いますが、それ以外はここで行います。
でも、荒天時などは使えるかなあ?
窓も破られそうですし。


飛行甲板は一応180m、祥鳳型と同じ長さを確保しました。
これ以上は短くするのは無理でしょう。
なので飛行甲板の後部は可変機能があります。
主砲発射時は持ち上がって前方にスライド、および折りたたまれて射界を確保します。
他の日本戦艦と同じ300°の射界を得るためにはしょうがないとは言え、無駄です。
本来後部艦橋に設ける副測距儀は、通常は飛行甲板下に収納されていて、主砲発射時にせり上がってきます。
しかし精度が必要な測距儀に可変機構を付けていいのだろうか?
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